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みやまスマートエネルギーは債務超過と赤字が問題!気になるその評判

みやまス マートエネルギー ✕ 熊本電力

みやまスマートエネルギーは債務超過と赤字が問題

みやまスマートエネルギーは福岡県みやま市が出資する第三セクターの新電力会社です。

株主構成は福岡県みやま市が55%、みやまパワーHD株式会社が40%、株式会社筑邦銀行が5%を保有しているため、過半数を福岡県みやま市が握っています。

設立当初は自治体による日本初の新電力事業会社として注目されていましたが、その後、数々の不安要素が取り沙汰されています。

その中の一つ、債務超過と赤字の問題

平成27年度に1700万円、28年度は1800万円の赤字となり、累積赤字はこの時点で3400万円、29年度は106万円の最終利益を確保したものの、その財務状況は当初出資した2千万円を大きく割り込み債務超過の状態は解消されていません。

2019年11月10日 追記

平成31年3月期の実績については、当期純利益4248万円の黒字を確保することができ、この時点では累積赤字を解消しています。

今後とも毎期の黒字及びに純資産額の増加が期待されるところです。

みやまスマートエネルギーは今後生き残っていくことができるのか、電気料金プランを紹介していきます。

九州電力・みやまスマートエネルギー・熊本電力の電気電気料金比較

みやまスマートエネルギーの【従量電灯Bプラン】の電気料金を比較していきます。

九州電力・みやまスマートエネルギー・熊本電力の電気料金表(従量電灯B相当)

料金詳細 九州電力 みやまスマートエネルギー 熊本電力
基本料金 10A 297.0円    
15A 445.5円    
20A 594.0円    
30A 891.0円 882.09円 445.5円
40A 1,188.0円 1,164.17円 594.0円
50A 1,485.0円 1,455.26円 594.0円
60A 1,782.0円 1,746.35円 712.8円
電力量単価 0~120kwh 17.46円 17.40円 17.45円
121~200kwh 23.06円 23.00円 23.05円
200~300kwh 23.06円 23.00円 21.89円
301kwh 26.06円 24.69円 21.39円

みやまスマートエネルギーの電気料金を九州電力の料金プランと比較すると、電気料金単価では見た目のインパクトに欠ける料金プランとなっています。

電気料金単価の安さでは熊本電力となります。

設定条件

契約アンペア:40A
使用電力量:450kwh
世帯人数:4名想定

九州電力の電気代

基本料金 1,188円
電気使用量金 120kw✕17.46円=2,095.2円
       180kw✕23.06円=4,150.8円
       150kw✕24.96円=3,744円  小計 9,990円

九州電力電気代合計 11,178円

※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。

みやまスマートエネルギーの電気代

基本料金 1,164.17円
電気使用量料金 120kwh✕17.40円=2,088円
        180kwh✕23.00円=4,140円
        150kwh✕24.69円=3,703.5円 小計 9,931円

みやまスマートエネルギー電気代合計 11,096円

※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。

熊本電力の電気代

基本料金 594円
電気使用量金 120kw✕17.45円=2,094円
       80kw✕23.05円=1,844円
       100kw✕21.89円=2,189円
       150kw✕21.39円=3,208.5円 小計 9,335円

熊本電力電気代合計 9,929円

※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。

九州電力・みやまスマートエネルギー・熊本電力の電気代比較

電力会社名 電気代 差額 対九電削減割合
九州電力 11,178円 0円 0%
みやまスマートエネルギー 10,694円 ▲82円 ▲0.7%
熊本電力 9,929円 ▲1,248円 ▲11.2%
 

九州電力からみやまスマートエネルギーに切り替えた時の電気代差額はみやまスマートエネルギーが月々82円安くなります。

九州電力から熊本電力に切り替えた時の電気代差額は熊本電力が月々1,248円安くなります。

削減割合は九州電力の電気代に対してみやまスマートエネルギーが0.7%の削減

熊本電力が11.2%の削減割合になります。

九州電力からみやまスマートエネルギー【従量電灯Bプラン】に電気契約を切り替えた場合、電気代の削減は可能ですが、削減割合は2%程度の水準なので、新電力への切り替えた時の電気代としてはかなり低い削減割合となっています。

電気代の安さだけにこだわると熊本電力が一番安くなります。

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熊本電力ホームページ

ここまでは九州電力従量電灯Bプランと同じ料金プランを比較しましたが、続いて、従量電灯Cプランの比較をしていきます。

九州電力・みやまスマートエネルギー・熊本電力の電気料金表(従量電灯C相当)

料金詳細 九州電力 みやまスマートエネルギー 熊本電力
基本料金 1kVA当たり 297円 291.09円 237.6円
電力量単価 0~120kwh 17.46円 17.40円 14.00円
121~300kwh 23.06円 23.00円 18.49円
301kwh 26.06円 24.69円 20.37円

九州電力の従量電灯Cとみやまスマートエネルギーの従量電灯Cプランは、こちらも電気料金単価では大きな削減ではなく、インパクトに欠ける電気料金単価となっています。

従量電灯Cは主に小規模の工場や店舗など、60Aを超える施設への料金メニューとなります。

設定条件

契約アンペア:6kva
使用電力量:1,200kwh

九州電力の電気代

基本料金 1,782円
電気使用量料金 120kwh✕17.46円=2,095.2円
        180kwh✕23.00円=4,150.8円
        900kwh✕26.06円=23,454円 小計 29,700円

九州電力電気代合計 31,482円

※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。

みやまスマートエネルギーの電気代

基本料金 1,746.54円
電気使用量料金 120kwh✕17.4円=2,088円
        180kwh✕23.0円=4,140円
        900kwh✕24.69円=22,221円 小計 28,449円

みやまスマートエネルギー電気代合計 30,195円

※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。

熊本電力の電気代

基本料金 1,425.6円
電気使用量料金 120kwh✕14.00円=1,680円
        180kwh✕18.49円=3,328.2円
        900kwh✕20.37円=18,333円 小計 23,341円

熊本電力電気代合計 24,767円

※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。

九州電力・みやまスマートエネルギー・熊本電力の電気代比較

電力会社名 電気代 差額 対九電削減割合
九州電力 31,482円 0円 0%
みやまスマートエネルギー 30,195円 ▲1,286円 ▲4.0%
熊本電力 24,767円 ▲6,715円 ▲21.3%
 

九州電力からみやまスマートエネルギーに切り替えた時の電気代差額はみやまスマートエネルギーが月々1,286円安くなります。

九州電力から熊本電力に切り替えた時の電気代差額は熊本電力が月々6,715円安くなります。

削減割合は九州電力の電気代に対してみやまスマートエネルギーが4.0%の削減

熊本電力が21.3%の削減割合になります。

今回も熊本電力が従量電灯Cでは電気代の削減額で圧倒的に優位となっています。

当サイトで設定条件としている中では九州電力エリアの中では熊本電力のしごと電気Cプラン(九州電力従量電灯C)が一番安いということを確認しています。

みやまスマートエネルギーの従量電灯Cプランについては、これまで紹介してきた地域電力会社の中ではかなり電気代削減割合が低い新電力会社となっています。

熊本電力ロゴ

熊本電力ホームページ

みやまスマートエネルギーの電気 評判やデメリット

みやまスマートエネルギーの申込み方法

みやまスマートエネルギーのホームページからお問い合わせすることで申し込み手続きができます。

その他の不明点を訪ねたい場合もホームページ並びに専用電話にてお問い合わせができます。

みやまスマートエネルギーお問い合わせ画面

電気料金の支払い方法

  • 口座振替
  • クレジットカード払い
  • コンビニ払い

以上3種類の払込方法があります。

電気料金明細の発行

  • 郵送で確認

2電力使用量および請求金額については郵送で届くようになっています。

また、WEB上でマイページから確認することもできます。

みやまスマートエネルギーの契約期間

契約期間の設定は契約日より1年間の自動更新です。

みやまスマートエネルギーの解約金

契約期間内に解約すると解約違約金が発生するので注意が必要です。

違約金は1契約につき2,000円(税抜)かかります。

利用している人の声

口コミはまだありません。

供給地域

九州電力エリア

みやまスマートエネルギーのメリット・デメリット

みやまスマートエネルギーのメリット

どちらか1つ選択して毎月50円値引き
  • 家族の電気契約支払いをまとめることで50円の値引き
  • みやま市の水道料金をまとめて支払うことで50円値引き

どちらかを選択することになりますが、いずれかの方法で50円の値引きを確実に受けることができます。

みやま市に住んでいれば水道料金の支払いは必ずあるので、すぐに利用できる割引制度です。

みやまんサービスで利用できるポイントが付く

みやまスマートエネルギーのサービスの中に【みやまんサービス】というサービスがあります。

通常サービス管理費月300円(税抜き)がかかりますが、サービスを月に一回以上利用することで管理費は無料となります。

また、電気料金の支払いでポイントが付き、このポイントはみやまんサービスの中の【生活支援サービス】【さくらテラス】で利用できるポイントとなっています。

他の新電力ではTポイント等の日本全国で使えるポイントが付与されていましたが、みやまスマートエネルギーではみやま市で受けることができるサービスに使えるポイントを付与しているということになります。

第三セクターらしい、地域に還元できる取り組みではありますが、みやま市に住んでいない方にとってはあまり魅力がないですね。

みやまスマートエネルギーのデメリット

契約期間中の解約には違約金が発生

契約期間中の解約は違約金が発生します。

期間途中の解約には注意が必要です。

電気料金に付与されるポイントは地域限定ポイント

せっかく電気の使用量にポイントが付く制度がありますが、ほぼ地域限定とも言える地域ポイントなので、他地域の方には使いにくいポイントとなっています。

財務基盤に不安がある

当初紹介したとおりに、現在新電力会社として生き残れるかどうかの瀬戸際にあると言っても過言ではありません。

第三セクターであっても、利益を積み上げていかないことには会社として運営していけないことを考えると、みやまスマートエネルギーの運営自体には少し不安が残ります。

まとめ

みやまスマートエネルギーは自治体が運営する新電力会社として当初期待されていた新電力会社でしたが、設立から3年が経過した今、電力市場の激しい競争と魅力のある電力プランが打ち出せない中、新電力会社として今後生き残れるかどうかの瀬戸際にあります。

電気の地産地消を目指して、地元愛に訴えかけるという方法も、電気代の安さという目的を重視している市場の中では競争に打ち勝っていくのが難しいという現実を強く印象づけます。

ただし、みやまスマートエネルギーでは電気だけではないネットサービスや地域振興につながるサービスも展開しているので、みやま市に振興につながる新電力として生き残っていってほしいです。

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