東京電力エリアで新電力への切り替え
東京電力エリアは日本で最大の電力市場と言ってもいいでしょう。
東京電力エリアの人口は4,500万人、日本の人口の3分の1以上が東京電力エリア内に集中しています。
それだけの人口と市場規模がある東京電力エリアは新電力会社にとってももっとも激戦地区ということができるでしょう。
東京電力エリアが激戦地区であるということは、消費者にとっては有利、選択肢が多いエリアとも言えます。
選択肢が多いということは一見自由化が広がっているようですが、実は選択肢が多いことで人は選べなくなるということもあります。
そこで、東京電力エリアで新電力への切り替えに悩んでいる方のため、アドバイス。
ずばり、熊本電力にしときましょう。
唐突感ありますが、熊本電力をオススメする理由があります。
熊本電力は東京電力エリアでも圧倒的に安い電気を供給できる。
この一点につきます。
新電力を比較してどこが良いか選択するということは、最優先事項は電気代の削減ですよね。
電気代が下がればもっとも重視する点はクリアできます。
その後に電気契約をする上での安心感やオプションの充実ということがあるでしょうか。
熊本電力を選択することで、電気代を削減したいという目的は十分に達成することができるのです。
それでは、熊本電力がどのぐらい安くなるのかを見ていきましょう。
東京電力エナジーパートナー(TEPCO)と熊本電力の料金比較
東京電力と熊本電力の電気料金表(東京電力エリア)
料金詳細 | 東京電力料金 | 熊本電力 | |
基本料金 | 30A | 858.00円 | プランなし |
40A | 1,144.00円 | 915.20円 | |
50A | 1,430.00円 | 1,144.00円 | |
60A | 1,716.00円 | 1,372.76円 | |
従量料金 | 0~120kwh | 19.88円 | 23.83円 |
121~200kwh | 26.48円 | 23.83円 | |
200~300kwh | 26.48円 | 17.88円 | |
~301kwh | 30.57円 | 23.85円 |
東京電力の料金表と基本料金、従量料金を比較すると単価が下がっているので東京電力から熊本電力に切り替えることでシンプルに電気代は下がります。
熊本電力のおうち電気Bプランは九州電力エリア内のおうち電気Bプランと料金プランが異なります。
電気料金比較のための設定条件
アンペア:40A
電気使用量:450kw
4人世帯を想定して計算します。
東京電力エナジーパートナー(TEPCO)の電気代
基本料金:1,144円
電力量料金:120kwh✕19.88円=2,385.6円
180kwh✕26.48円=4,766.4円
150kwh✕30.57円=4,585.5円 小計 11,737円
東京電力エナジーパートナー(TEPCO)電気代 12,881円
※燃料調整費、再エネ賦課金は今回の計算に含めません。
熊本電力の電気代
基本料金:915.2円
電力量料金:120kwh✕23.83円=2,859.6円
80kwh✕23.83円=1,906.4円
100kwh✕17.88円=1,788円
150kwh✕23.85円=3,577.5円 小計 10,131円
熊本電力電気代 11,047円
※燃料調整費、再エネ賦課金は今回の計算に含めません。
東京電力エナジーパートナー(TEPCO)電気代12,881円 - 熊本電力電気代11,047円 = 1,835円
東京電力エナジーパートナー(TEPCO)から熊本電力に切り替えるだけで一月あたり1,835円の電気代削減になります。
東京電力エナジーパートナー(TEPCO)の電気代に対しての削減割合は14.2%となります。
熊本電力に切り替えるだけで電気代が14.2%の削減につながることがわかりました。
一月でこれだけですから、年間の電気代削減額を考えるとかなり大きい金額になりますよね。
また、削減割合も10%を軽々と超えて14.2%の削減となると熊本電力へ切り替えない理由がないくらい大きな削減割合となっています。
熊本電力はどうして安いのか
熊本電力が安いポイント1
基本料金が東京電力エナジーパートナー(TEPCO)より割安。
料金単価を見てすぐにわかるように、熊本電力の基本料金は東京電力エナジーパートナーよりもかなりの割安設定です。
九州電力エリアの基本料金割引よりは大きな削減割合ではありませんが、大きく基本料金を引き下げています。
熊本電力が安いポイント2
料金単価表も電気使用量が増えるにつれ割安設定に。
これも料金単価表を見るとわかりますが、最初の120kwhの料金単価は東京電力エナジーパートナーの方が安い単価を採用していますが、120kwh超えてからの料金単価は熊本電力がかなり格安の料金単価に設定しています。
300kwh以上の料金単価に限ると東京電力エナジーパートナー30.57円に対して熊本電力23.85円となっているので22%の割安設定となっています。
電気使用量が多い世帯にとって、これ以上の割安設定にしてある新電力会社はそうそうありません。
私が知る限り、熊本電力より安い電力会社見たことありません。
熊本電力の安さを知るために新電力比較サイトを使ってみる
これで熊本電力が東京電力エナジーパートナー(TEPCO)と比較して圧倒的に電気代が安くなることはわかりました。
それでは、他の新電力会社と比較するとどうなのか?
ぜひ、新電力の比較サイト利用して下さい。
電気代一括比較サービスこちらから比較してもらってもいいですし、他にもたくさん比較サイトはありますので、使いやすい比較サイトでいいです。
そして、複数の新電力会社の試算が出てきたら、熊本電力の削減割合と比べてみましょう。
どちらが削減割合が大きいですか。
そうそう、新電力比較サイトを利用する際の注意点があります。
注意点1
新電力比較サイトはそのサイトによっては、新電力独自のポイント還元と言った直接電気代の削減に関係ないものも含めて電気代削減額を試算するサイトがあります。
電気代の支払額に応じてポイント付与をする新電力もありますが、ポイントは使うことではじめてメリットがでてくるものです。
もしもポイントを使い忘れる、ポイントが何に使われるかわからないといったことが発生すればポイントは電気代の削減メリットにはなりません。
純粋に比較するには電気代としてどれだけ安くなるのかを見極めが必要です。
注意点2
条件を同一にする
多くの新電力比較サイトでは年間の電気使用量を試算して、年間の電気削減額のメリットを強調しますが、正確に電気代削減額を比較するには条件を合わせることが絶対です。
そのためには各新電力会社の料金プランをよく見ながら一月分でいいのでどちらの料金プランが安くなるのかを比較しないと正確な結果はわかりません。
以上の注意点を踏まえて、もう一度熊本電力と各新電力会社どちらが安くなるかを比べてみましょう。
もしも熊本電力の方が安い時にはこちらから申し込みできます。
熊本電力に申し込む際に気になることや申込み方法は関連記事から確認できます。
まとめ
東京電力エナジーパートナー(TEPCO)から電気契約を切り替える際にはどこの新電力に切り替えても電気代は安くなることがほとんどです。
次に、新電力間でどこの新電力がより安い料金プランを比較すると熊本電力がいかに電気代の安さでトップクラスにあるのかがわかります。
なぜなら、九州電力エリアはもともと電気代が安い地域で、その地域でも一番になれる安い電気を供給している熊本電力です。
激戦地区の東京電力エリアにおいてもその競争力は他の新電力に引けを取らないばかりか持ち前の安さで他を圧倒する料金プランになっています。
東京電力エリアでも新電力への切り替え先として熊本電力をオススメします。