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九州電力エリアの新電力を電気代の安さでランキング
これまで電気代の安い新電力を中心に紹介してきた当サイトですが、今回、新電力の電気代の安さでランキングを作成しました。
今回のランキングに入っているのは当サイトでこれまで紹介してきた新電力を電気代の安さでランキング付けし、上位3社を紹介しています。
それでは、九州電力エリアにおいて、新電力に切り替えた際に一番安い電気代が実現できるのはどの新電力になるのか、これまでのまとめの意味もあるランキング発表!
【九州電力エリア】新電力の電気代安さランキング
早速、新電力ランキンを発表!といきたいところですが、今回電気代の比較に利用している条件設定からです。
電気料金計算の設定条件
契約アンペア数:40A
電気使用量:450kwh
※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。
設定条件はこれまで使用してきた設定条件です。
それでは九州電力エリアの新電力ランキングです。
九州電力エリア新電力ランキング
オススメ度 | |
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設定条件時電気代 | 9,929円 |
対九州電力電気代削減割合 | ▲11.2% (九州電力電気代 11,178円) |
ホームページ | https://kumamoto-energy.co.jp/ |
オススメ度 | |
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設定条件時電気代 | 10,197円 |
対九州電力電気代削減割合 | ▲8.8% (九州電力電気代 11,178円) |
ホームページ | https://pitaden.jp/ |
オススメ度 | |
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設定条件時電気代 | 10,350円 |
対九州電力電気代削減割合 | ▲8.0% (九州電力電気代 11,178円) |
ホームページ | https://ashita-denki.jp/ |
九州電力エリアでは熊本電力が安さランキング一位という結果となっています。
事業規模、供給シェアでは今回紹介した企業の中では一番小さい新電力会社ですが、圧倒的な電気代の安さを武器に毎月大幅に供給シェアを伸ばしています。
新電力会社を比較するときのポイント
今回は【電気代の安さ】をランキングにしました。
しかし、新電力の比較は電気代の安さだけではない部分もあります。
例えば、電気契約以外についてくる【オプション】
トラブル時の駆けつけサービス等のオプションが無料でついてくる新電力や電気利用料にポイント制を採用している新電力もあります。
新電力を比較する上でどういったところに注目するかを決めておくと新電力会社を選択しやすくなります。
新電力の注目ポイント
電気料金
一番比較しやすい項目が電気代です。
低圧電力の電気料金単価などは一般的にホームページ上に公表されていることが多いので、自分で簡単に計算ができます。
シンプルに電気代の安い新電力に変更する
この目的を達成すると決めてしまえば今回紹介した新電力のランキング表を参考にすることをオススメします。
セット割・その他特典
電気契約以外にもガスや通信とのセット割やトラブル駆けつけサービス、蓄電池などの設備導入した際の割引制度等、各新電力会社が独自にユニークな割引制度やオプションを準備しています。
また、電気の割引制度ではなく、本業がエネルギー関連業であればガソリン代が安くなるオプション等電気代だけじゃない割引制度もついてくることもあります。
電気代の割引額は期待しているほどではなかったけど、オプションになっている特典が魅力的という選択肢もあるので、気になった新電力のホームページはよく見てみると意外な特典が見つかります。
電源構成・環境配慮への取り組み
個人的にはあまり注目することはありませんが、自然環境や省エネに興味を持つ方には、より自然エネルギーの取扱に注力している新電力を選択することもできます。
例えば、自然エネルギー100%の電気を供給している新電力もあります。
まだ自然エネルギーのコストが割高なので、電気代が大手地域電力よりも高くなる可能性もありますが、環境問題へ関心がある方にとっては選択肢の一つにもなり得ます。
顧客対応のレスポンス
新電力へ切り替える時くらいしか顧客対応を見る機会はありませんが、やはり顧客に対してレスポンスが早いほうが気持ちはいいですよね。
新電力へ問い合わせをしたけど一週間も二週間も返事が来ない、そんな新電力はちょっと心配になります。
例えば、最初に質問をしてみて対応が早いかどうかをチェックしてみてから新電力へ申し込みするのもいいですね。
違約金や解約金の存在
個人的には大嫌いなのが違約金や解約金を設定している新電力です。
多くの新電力はいつ解約しても違約金、解約金は徴収しないところが多いですが、たまに違約金を徴収する新電力があります。
違約金、解約金の設定は一度切り替えた後に顧客の行動を制限させてしまいます。
本当に電気料金の安さに自信があれば違約金や解約金の設定をしておかなくても顧客は離れていきません。
違約金・解約金が設定されている新電力は軒並み電気料金の削減にあまりつながらない単価設定という傾向も見られます。
まとめ
九州電力エリアで新電力に切り替える時、電気代の安さでランキング付けすると熊本電力がランキング一位という結果になりました。
多くの比較サイトでも熊本電力の料金プランは電気代の削減額でトップにくるので、とにかく電気代を安くしたいという方には一番の新電力会社になります。
一方で、電気代の安さだけではなく、電気契約についてくるオプションやセット割が魅力という選択や新電力会社自体の倒産リスクや財務体質も注意しておきたいという選択肢もあります。
電力自由化以降、新電力会社はそれぞれにユニークなオプションや取り組みをしているので、電気代の安さだけではない部分に目を向けてみると選択肢が広がります。