東京電力エリア

エフティグループのエフエネでんきは電力調達調整費に注意

エフエネでんき

エフエネでんきの電力調達調整費には注意

エフエネでんきは、光通信系列のエフティグループ100%出資の新電力会社です。

同じ光通信系列としてはハルエネでんきがありますが、当サイトではハルエネでんきをオススメしない新電力として紹介していますが、同じ系列会社のグループ会社としてエフエネでんきもどこか嫌な予感がします。

すると、やはりありました。

エフエネでんきは電力調達調整費に注意が必要です。

電力調達調整費とはエフエネでんき独自に設定している電気代にかかる費用になります。

電力調達調整費計算式

電力調達調整費 = 燃料費調整額 + 調達調整費

電力調達調整費は上記の計算式で計算され、燃料費調整額はどこの電力会社も同じ価格で設定されていますが、その燃料費調整額に調達調整費を加えているのがエフエネでんき独自の電力調達調整費という費用になります。

では、調達調整費がどのように影響するかというと、エフエネでんきが電力をJEPXといわれる日本卸電力取引所から調達する時に、安価に電力調達ができればその分は電力調達調整費が安くなることになりますが、反対に、真夏や真冬の電力価格が高騰しやすい季節に電力調達価格が高騰した場合には電力調達調整費は高くなります。

つまり、電力調達のリスク分を電力契約者に反映させる費用ということになります。

もちろん、調達価格が安定していればメリットがある時期もありますが、真冬や真夏という電気使用量が大きい季節にはデメリット面がかなり大きくなることがあります。

当サイトでは燃料調整費を覗いた電気料金単価で電気料金比較をしていますが、エフエネでんきについては電力調達調整費に注意が必要です。

東京電力・エフエネ・熊本電力の電気電気料金比較

エフエネの【エフエネでんき基本プランB】の電気料金を比較していきます。

東京電力・エフエネ・熊本電力の電気料金表(従量電灯B相当)

料金詳細 東京電力 エフエネ 熊本電力
基本料金 10A 286.00円 263.12円  
15A 429.00円    
20A 572.00円 526.24円  
30A 858.00円 789.36円  
40A 1,144.00円 1,052.48円 915.20円
50A 1,430.00円 1,315.60円 1,144.00円
60A 1,716.00円 1,578.72円 1,372.76円
電力量単価 0~120kwh 19.88円 19.88円 23.83円
121~200kwh 26.48円 26.48円 23.83円
200~300kwh 26.48円 26.48円 17.88円
301kwh~ 30.57円 30.57円 23.85円

エフエネでんきでは、基本料金を東京電力より引き下げて、基本料金分だけ電気代がお得になる設定となっています。

電力量単価が東京電力と同じに設定してあるので、電気代の削減額としては魅力はありません。

熊本電力と比較すると第1段階では安い電力量単価となっていますが、121kwh以上は熊本電力が一番安い電力量単価となっています。

設定条件

契約アンペア:40A
使用電力量:450kwh
世帯人数:4名想定

東京電力の電気代

基本料金 1,144円
電気使用量料金 120kwh✕19.88円=2,385.6円
        180kwh✕26.00円=4,766.4円
        150kwh✕30.02円=4,585.5円 小計 11,737円

東京電力電気代合計 12,881円

※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。

エフエネの電気代

基本料金 1,052.48円
電気使用量料金 120kwh✕19.88円=2,385.6円
        180kwh✕26.48円=4,766.4円
        150kwh✕30.57円=4,585.5円 小計 11,737円

エフエネ電気代合計 12,789円

※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。

熊本電力の電気代

基本料金 915.2円
電気使用量料金 120kwh✕23.83円=2,859円
          80kwh✕23.83円=1,906.4円
        100kwh✕17.88円=1,788円
        150kwh✕23.85円=3,577.5円 小計 10,131円

熊本電力電気代合計 11,046円

※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。

東京電力・エフエネ・熊本電力の電気代比較

電力会社名 電気代 差額 対東電削減割合
東京電力 12,881円 0円 0%
エフエネ 12,789円 ▲91円 ▲0.7%
熊本電力 11,046円 ▲1,834円 ▲14.2%
 

東京電力からエフエネに切り替えた時の電気代差額はエフエネが月々91円安くなります。

東京電力から熊本電力に切り替えた時の電気代差額は熊本電力が月々1,834円安くなります。

削減割合は東京電力の電気代に対してエフエネは0.7%の削減

熊本電力が14.2%の削減割合になります。

東京電力からエフエネへ電気契約を切り替えると0.7%の電気代削減が可能です。

これまで東京電力エリアで紹介してきた新電力の中では最下位レベルの削減割合となっています。

使用量が増えても基本料金の差額分までしか削減額が期待できないので、とても魅力のある料金プランとは言えません。

電気代の安さだけにこだわると熊本電力が一番安くなります。

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熊本電力ホームページ

ここまでは東京電力従量電灯Bプランと同じ料金プランを比較しましたが、続いて、従量電灯Cプランの比較をしていきます。

東京電力・エフエネ・熊本電力の電気料金表(従量電灯C相当)

料金詳細 東京電力 エフエネ 熊本電力
基本料金 1kVA当たり 286.00円 263.12円 286.00円
電力量単価 0~120kwh 19.88円 19.88円 23.83円
121~300kwh 26.48円 26.48円 23.83円
301kwh~ 30.57円 30.57円 24.16円

従量電灯Cは主に小規模の工場や店舗など、60Aを超える施設への料金メニューとなります。

東京電力と比較するとそれなりに電力量単価を低く設定していますが、熊本電力よりは高い電力量単価となっています。

設定条件

契約アンペア:6kva
使用電力量:1,200kwh

東京電力の電気代

基本料金 1,716円
電気使用量料金 120kwh✕19.88円=2,385.6円
        180kwh✕26.48円=4,766.4円
        900kwh✕30.57円=27,513円 小計 34,665円

東京電力電気代合計 36,381円

※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。

エフエネの電気代

基本料金 1,578.72円
電気使用量料金 120kwh✕19.88円=2,385.6円
        180kwh✕26.48円=4,766.4円
        900kwh✕30.57円=27,513円 小計 34,665円

エフエネ電気代合計 36,244円

※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。

熊本電力の電気代

基本料金 1,716円
電気使用量料金 120kwh✕23.83円=2,859.6円
        180kwh✕23.83円=4,289.4円
        900kwh✕24.16円=21,744円 小計 28,893円

熊本電力電気代合計 30,609円

※燃料調整費、再エネ賦課金は金額に含めません。

東京電力・エフエネ・熊本電力の電気代比較

電力会社名 電気代 差額 対東電削減割合
東京電力 36,381円 0円 0%
エフエネ 36,243円 ▲137円 ▲0.38%
熊本電力 30,609円 ▲5,772円 ▲15.9%
 

東京電力からエフエネに切り替えた時の電気代差額はエフエネが月々137円安くなります。

東京電力から熊本電力に切り替えた時の電気代差額は熊本電力が月々5,772円安くなります。

削減割合は東京電力の電気代に対してエフエネが0.38%の削減

熊本電力が15.9%の削減割合になります。

今回も熊本電力が従量電灯Cでは電気代の削減額で優位となっています。

当サイトで設定条件としている中では東京電力エリアの中では熊本電力のしごと電気Cプラン(東京電力従量電灯C)が一番安いということを確認しています。

エフエネでんきは従量電灯C向けの料金プランでも電気削減額が少なく、東京電力からエフエネでんきに契約を切り替えるメリットはほとんどありません。

エフエネでんき独自の電力調達調整費もあり、電気代削減額も期待ができないという中で、東京電力からエフエネでんきに切り替える場合、真夏や真冬という時期には東京電力よりも電気代が高くなるリスクもはらんでいます。

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エフエネでんきの評判やデメリット

エフエネでんきの申込み方法

  • WEB申込
  • 郵送申込

いずれかの方法で申し込みが可能です。

エフエネでんき申し込み画面

電気料金の支払い方法

  • 口座振替
  • クレジットカード払い

以上2種類の払込方法があります。

電気料金明細の発行

  • WEBでの確認

会員ページから確認できます。

請求明細書を発行できますが、毎月150円(税抜き)の発行手数料がかかります。

エフエネでんきの契約期間

契約期間の設定は契約日より1年間の自動更新です。

エフエネでんきの解約金

1年以内の契約期間内に解約しても解約違約金は発生しません。

ただし、

※エフエネホームに申し込んでいる場合は契約期間は2年となり更新月及び更新月の翌月を除く契約期間内の解約となる場合には、契約解除料として9,800円【不課税】が発生します。

※エフエネLightを申し込んでいる場合は契約期間は3年となり更新月及び更新月の翌月を除く契約期間内の解約となる場合には、契約解除料として9,800円【不課税】が発生します。

※長期割に加入した方は長期割加入日から3年間の契約期間となり、更新月及び更新月の翌月を除く契約期間内の解約となる場合には、契約解除料として9,800円【不課税】が発生します。

 

利用している人の声

東京電力など既存の電力会社とは料金体系が違うので、一定の条件を満たせば電気代が多少なりとも下がる可能性はゼロではありません。

しかし、その場合でも、そんなに大きく下がるわけではないし、かえって高くなるリスクもあることから、この種の契約にあたっては過去の電気使用状況をよく調べて慎重に検討する必要があります。 

電気料金の件で営業電話を受けましたが、後ろのガヤがうるさくてきちんと聞き取れませんでした。

後程ここの口コミを見て案の定だなと。

代理が対応するとスマートメーターの切り替え後、料金が安くなるなど怪しいトークが続きます。

電話口の後ろはガヤガヤしていて、怪しさが倍増!

東京電力に確認してみましたが、㈱エフエネとは委託契約をしていないので、無視しても大丈夫と確認が取れました。 

供給地域

全国

エフエネでんきのメリット・デメリット

エフエネでんきのメリット

エフエネの他のサービスを利用しているとセットプランで契約できる

エフエネグループの他のサービスを利用していると通常の料金プランよりも安い料金プランが準備されています。

ただし、電気料金単価は基本プランより少し安い程度なので、あまり大きな期待はできません。

長期割引がスタート

3年間の長期利用を約束すると支払い金額に応じて割引の適用があります。

各月の電気料金(税込) 割引額
10,000円〜19,999円 100円
20,000円〜29,999円 200円
30,000円〜 300円

ただし、支払い電気代に対して割引額は大きくないので、注意が必要です。

むしろ、3年間契約が固定され、途中解約は高額の違約金も発生します。

エフエネでんきのデメリット

電気代はほとんど安くならない

今回東京電力と比較したことでもわかるように、電気代の削減額としては最下位レベルの水準です。

電気代の削減はほとんど期待できません。

電力調達調整費が怖い

電力調達調整費という一般的な燃料調整費に調達調整費という独自の費用を追加した費用項目がエフエネでんきにはあります。

電力調達価格が安定している時期にはメリットも期待できますが、電力使用量の多い季節には思わぬ電気代の増加が考えられ、場合によっては東京電力よりも高くなることもあります。

違約金の存在

違約金が発生します。

基本プランであれば違約金は発生しないとなっていますが、基本プランでは電気代削減額が少なく、電気代削減額が多いプランを契約すると、中途解約は違約金が発生することになっています。

まとめ

エフエネでんきは光通信系列のエフティグループ100%出資子会社として電気の供給量は毎月増加していますが、その内容はあまり良いものではありません。

特に、エフエネでんき独自の電力調達調整費については注意が必要です。

また、電気代削減額についても、あまり魅力のある内容ではなく、電力調達調整費によって東京電力よりも高くなる時期も想定されるなどおすすめできる内容ではありません。

同じ光通信系列であるハルエネでんきもとてもオススメできる内容ではありませんでしたが、エフエネでんきでも同じようにデメリット部分が大きい新電力です。

熊本電力ロゴ

熊本電力ホームページ