電力自由化関係

新電力への切り替え時に電気料金比較サイトを上手に使う方法

比較サイト利用

電気料金比較サイトは参考程度に使う

うちもそろそろ新電力会社に切り替えようか。

そんな時に思いつくのは電気料金比較サイトの利用ではないでしょうか。

電気料金比較サイトを使えばいくつもある新電力会社の料金プランからお得になる料金プランを手軽に提案してくれます。

しかし、そのまま電気料金比較サイトから新電力への申し込みはオススメできません。

電気料金比較サイトの提案は、一度自分で料金内容の詳細を確認しましょう。

新電力に切り替えたけれど、電気代が提案を受けたよりも電気削減額のメリットが少ない。

そんなことが発生する可能性もあります。

手軽に使えて便利ではあっても、あくまで参考程度に利用することが大切です。

電気料金比較サイトの裏側

電気料金比較サイトには掲載料が発生

電気料金比較サイトは様々な会社が手軽に新電力に切り替えた際のお得感を計算してくれて、便利に使えますが、その提案された料金プランが本当にそのままお得だと信用できるかというと、ちょっと疑ってかからないといけません。

それは、電気料金比較サイトの中には新電力会社から比較サイトに掲載するための掲載料を受け取って、比較サイトの提案プランに登録している場合もあります。

そんな比較サイトから提案される電気料金プランが、はたして純粋にお得な電気料金プランを提案できるでしょうか。

相対的に高い掲載料を払ってくれる新電力会社の料金プランが意図的にお得なように作られてしまうようなことも考えられます。

例えば、高い掲載料を支払う新電力会社の料金プランに『この比較サイトから新電力に申し込みしてれたらギフト券プレゼント』というようなキャンペーンを電気料金比較サイトで実施し、このギフト券分も新電力へ切り替えるメリットとして提案されたお得金額に含められていたとすると、その提案は本当にお得な提案内容と言えるのか。

本来電力の削減額で選択する新電力の料金プランを歪めてしまう可能性があります。

比較サイトを利用する目的は電気代の削減額

電気料金比較サイトを利用する目的は、まず電気代削減に期待します。

そこで提案された内容が、『ギフト券も含めてこれだけお得ですよ~』と提案受けた時、そのお得額は実際の電気代の削減額じゃないと、お得になった金額の詳細内容がわかっていないとそのまま本来の目的とは異なった形で新電力に切り替えてしまうことになります。

もちろん、新電力へ切り替えた初年度はギフト券がもらえることもあり、比較サイトで提案されたお得感はあるでしょう。

しかし、次年度以降は純粋に電気代の削減額だけになります。

ギフト券の効果によるお得額が大きいと、せっかく新電力に切り替えても2年目以降は当初の提案よりもお得感はありません。

もしも途中解約しても違約金や解約金が発生しない新電力であればまた次の新電力に切り替えていけばよいのでしょうが、中には3年や5年といった長期契約期間を設けている新電力や解約手数料、契約時の事務手数料を徴収する新電力もあるので契約内容にも注意が必要です。

このような面倒な思いをするよりは、最初から電気代の削減額だけでお得感を出せる新電力を選択するのが一番です。

しかし、電気料金比較サイトに出てくる新電力会社以外にも、世の中にはもっと多くの新電力会社が存在していることも忘れてはいけません。

全国展開している新電力は少数派

全国展開して各エリアで電気プランを提供している新電力もあれば、新電力の大半は特定のエリアのみで運営している新電力会社の方が多いのです。

ということは、比較サイトに出てくる新電力はあくまで大手の新電力であって、他にも比較サイトに掲載されていないけれど、電気代の削減額が大きい新電力もその地域に存在している可能性が高いです。

例えば、ここでもよく取り上げる熊本電力は九州電力エリアと東京電力エリアで電気を供給している電力会社なので、比較サイトでも料金プランが登録してある比較サイトは少ないです。

その地域だけで電気供給を展開している地域電力会社の存在もあるので、比較サイトだけの料金プランだけで新電力へ切り替えるともっとお得になる電力会社があるのに見逃していた!!そんなこともあります。

電気料金比較サイトの使い方

複数の電気料金比較サイト利用

電気料金比較サイトは一つではなく、いくつも運営されています。

すべての電気料金比較サイトに登録されている新電力会社もあれば、特定の比較サイトでしか登録されていな新電力会社もあるので、複数の電気料金比較サイトの中で、電気代が安くなる新電力を比較してみると、より電気代削減額が大きい新電力に巡り合う可能性が高くなります。

電気料金削減額の内容は必ずチェック

比較サイトでは電気代の削減額を表面的に提案してくるところが多いです。

しかし、その電気代削減額の中には一定の条件が満たされていないと付与されないポイントであったり、比較サイト経由で付与されるギフト券の金額といったものが含まれている場合があります。

本来は電気代の削減額のみで比較するべきところに、電気代とは関係のない項目が含まれていることもあるので、面倒と感じるかもしれませんが電気代の削減額の詳細については目を通しておきましょう。

シュミレーションは必ず電気使用量で試算

時折、電気代の削減額シュミレーションで電気代で試算をするシュミレーションが準備されていますが、必ず電気使用量でシュミレーションを行いましょう。

電気代によるシュミレーションでは正確な電気代削減額が計算されない可能性も少なからずあります。

電気使用量によるシュミレーション方がより正確に計算できるので、シュミレーション時は電気使用量を使用します。

まとめ

電気契約の切り替えをしたい時、電気料金比較サイトはとても便利なツールです。

しかし、比較サイトの情報だけを信じること、そして、特定の比較サイトだけを利用するのはあまりオススメできません。

あくまで、比較サイトは自分の意思決定を手助けするツールです。

電力会社切り替えまでの一連の流れ

  1. 電気料金比較サイトで電気代が安くなる新電力会社を探す。
  2. 複数の比較サイトを使って、複数の切り替え先候補の新電力を上げる。
  3. 提案された料金プランの内容を確認する。
  4. 住居しているエリア内でのみ運営する地域電力会社の存在をネットで調べる。
  5. 最終的に納得のいく料金プランを持っている新電力へ申し込みする。

パっと調べてパッと契約できる良さも比較サイトにはありますが、本当に長く契約するつもりであれば、ここまで調べてから電気契約の切り替えをした方が、最初の手間はあっても長い目で見た時に面倒がありません。

地域電力会社については、ちょっとした宝探しの要素もあるので、新電力の名称は聞いたことなかったけど、その料金プランがどこよりも安い電気料金プランだったとするとお宝を探し当てたみたいで嬉しいものです。

面倒な作業に感じるかもしれませんが、できれば楽しみながら新電力会社も探せると良いですね。