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KDDIのauでんき料金はポイントで還元される分電気代は高い

auでんき

KDDIのauでんきは高い

KDDIのauでんきはKDDIのスマホやガラケーを利用している方を中心に契約者数を伸ばしていますが、auでんき自体の電気代は大手電力会社と比べてほとんど電気料金は変わりません。

その代りに、毎月請求される電気料金にWALLETポイントといわれるポイントで還元されることによってお得感を演出しています。

つまり、auでんきそのものの電気料金は新電力の中では高いです。

au携帯電話もしくはauひかりを利用していることを条件に、毎月の電気料金請求額に応じたポイント還元を行っているので、auのユーザーでないとそのポイント還元もありません。

しかも、そのWALLETポイントによる還元率も、金額に応じたポイント還元を行っていますが、最大でも5%のポイント還元になるので、5%程度の削減率であればどこの新電力でも削減可能な割合になります。

au携帯電話もしくはauひかりを契約しているからauでんきと電気契約したほうがお得だろうと、auの窓口で勧誘された挙げ句に契約することがあるかもしれませんが、5%程度の還元率であれば、もっと電気代を削減できる新電力は他にもいくらでもあります。

もしもauの窓口でauでんきの勧誘をされたとしてもすぐに電気契約するのではなく、一度自宅に持ち帰ってから、思いつく新電力会社か電力会社の比較サイトで自宅の電気代の試算を行ってみて下さい。

auでんきは高いということがわかります。

auでんきの料金プラン比較

auでんきについて、料金プランを検証していきます。

まずは、auでんきの料金プランについて。

auでんきのでんきMプラン(東京)

区分 料金単価(税込)
基本料金 
(1契約あたり)
10A 286.00円
15A 429.00円
20A 572.00円
30A 858.00円
40A 1,144.00円
50A 1,430.00円
60A 1,716.00円
電力量料金
(1kWhあたり)
第1段階料金
(~120kWhまで)
19.87円
第2段階料金
(121~300kWhまで)
26.47円
第3段階料金
(301kWh~)
30.56円
最低月額料金 235.82円

続いて、東京電力の個人向け料金表です。

東京電力の従量電気B

区分 料金単価(税込)
基本料金 
(1契約あたり)
10A 286.00円
15A 429.00円
20A 572.00円
30A 858.00円
40A 1,144.00円
50A 1,430.00円
60A 1,716.00円
電力量料金
(1kWhあたり)
第1段階料金
(~120kWhまで)
19.88円
第2段階料金
(121~300kWhまで)
26.48円
第3段階料金
(301kWh~)
30.57円
最低月額料金 235.84円

設定条件

 

auでんきと東京電力の料金表を並べてみましたが、基本料金は同額設定です。

電力量料金は1銭単位でauでんきの方が安くはなっていますが、ほぼ同額設定です。

ということは、東京電力からauでんきに切り替えを実施しても電気料金は変わりません。

通常、大手電力会社から電気契約を切り替える際には新電力の方が安くなることがほとんどですが、auでんきはまったく同額のままです。

しかし、auでんきではWALLETポイントを電気だの請求額に応じてポイント還元しているので、東京電力よりはポイント還元分安くなるというのがauでんきの仕組みになります。

そのWALLETポイントの還元率がこちらの表になります。

auでんきのWALLETポイント還元率表

auwalletポイント還元
  • 5,000円未満では1%還元
  • 5,000円から8,000円未満では3%還元
  • 8,000円以上から5%還元

8,000円を超えないと5%還元になりませんので、ひとり暮らしの方は月の電気代が5,000円を超えることは少ないという方も多いのではないでしょうか。

ということは、auでんきの独身世帯者は、auでんきに電気契約を切り替えたとしてもほとんど1%の還元率しか受けることができません。

1%程度の還元率でわざわざauでんきに電気契約を切り替えるメリットありますか。

今auではWALLETポイントを利用し、KDDI独自の経済圏を作ろうとしていますので、auWALLETポイントを貯めたいという方であればauでんきと電気契約をするのも意味があるのでしょうが、純粋に電気代を削減したいという目的であればauでんきを利用する意味は殆どないと言ってもいいでしょう。

auでんきと電気契約を結ぶくらいなら、電気の比較サイトを利用する。

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もしくは、私が推す熊本電力に電気契約を切り替える方が何倍も電気代の削減に繋がります。

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auでんきに申し込みするデメリット

au携帯電話かauひかりを利用していないとWALLETポイントは還元率は適用されない

auでんきは大手電力会社とほとんど電気代が変わらない料金プランになっているため、auでんきを利用するメリットを出すにはWALLETポイントが付与されないとauでんきと電気契約を結ぶ意味がありません。

しかし、そのWALLETポイントが付与される条件はau携帯電話かauひかりの契約があることが条件となっています。

新電力でこのような還元率の付与を条件にしているような会社は珍しいです。

通常は何もなくても電気代が大手電力より安くなるというのが新電力会社のメリットになっています。

条件を満たさないと電気代がお得にならないというのはデメリットといってもいいでしょう。

WALLETポイント付与に条件をつけていることでKDDIに囲い込まれている

WALLETポイントの付与に条件をつけられているということは、言い換えるとKDDI経済圏に囲い込まれているということになります。

au携帯電話やauひかりを他社に乗り換えて解約するとauでんきのWALLETポイント還元がなくなるため、auでんきと電気契約を結んでいるメリットがなくなります。

すると、auでんきに電気契約を切り替えたことによりau携帯電話やauひかりも解約しにくくなりますよね。

セット割と言われる方法は支払先をまとめられて、サービス料金も安くなるように錯覚しがちですが、支払先をまとめることは、一方で生活サービスを囲い込まれていることにもなります。

auでんきに関しては他にも安い電気契約ができる新電力会社があるため、わざわざセット割のような形で契約をする必要ありません。

まとめ

KDDIのauでんきは新電力会社の中では高い料金プランになります。

それは、WALLETポイントによるポイント還元率によって電気代にお得感を出しているため、電気代そのものの料金については、各地域の大手電力会社とほぼ変わらない水準の電気料金に設定されているからです。

さらに、auでんきのWALLETポイント付与の条件にau携帯電話かauひかりの利用契約があることを条件としています。

これがあるため、ただauでんきの契約だけであれば、大手電力会社からauでんきに乗り換えるメリットは一切ありません。

また、auでんきにWALLETポイント付与の条件がついている為に、一度auでんきと契約し、au携帯電話かauひかりと契約するとどちらかの契約を解約したい時にWALLETポイント付与の条件が崩れるため、まさにユーザー囲い込みを目的とした契約内容になっています。

WALLETポイントの還元率自体にも問題があります。

auでんきではWALLETポイントによる還元をウリにしていますが、最大の還元率は5%。

毎月の電気代が8,000円を超えないと5%の還元率は適用されません。

たとえ5%の還元率を適用されても、新電力に切り替えて5%の電気代削減はそうそう難しくありません。

むしろ、5%しか電気代が削減されないといってもいいくらい、還元率も高いものではありません。

以上のように、もともと持っている携帯電話ユーザーに積極的な営業活動で電気供給シェアを拡大していっているauでんきですが、その電気料金プランについては決してオススメできるような内容ではありません。